歯ぎしり・くいしばりについて
2014年04月04日
こんにちは。
今日は「歯ぎしり・くいしばり」についての話です。
みなさんは「歯ぎしり」もしくは日常的に「くいしばり」をされてますでしょうか?
ご自身で自覚症状がある方もいらっしゃるのですが、だいたいの方は「していない」、もしくは「言われたことがない」とお答えになると思います。
しかし、実はほとんどの方が多かれ少なかれ「はぎしり・くいしばり」をするようです。
歯ぎしり・くいしばりのあるなしを見分ける方法としては、
歯の磨耗
歯のねもとのえぐれ
顎の骨の隆起
ほっぺたの内側に歯の跡がある
舌に歯の痕がある
筋肉の緊張
歯のヒビ
などがあります。
歯ぎしり・くいしばりをすることにより歯にダメージが加わってしまいます。無意識でのことなのでかなりの力が加わりますので、歯ぎしりをされない方に比べて歯やかぶせ物の磨り減り方が早く、かぶせ物が取れたり壊れたり、最悪のケースでは歯が割れることがあります。
また、筋肉を使っている時間が長くなるので筋肉が疲労してしまいます。そうすると口を開けたり閉めたりするのに使っている咀嚼筋が痛みだし頭痛の原因になることもあります。
歯ぎしり・くいしばりの原因ははっきりわかっていないので非常に治療が難しいのですが、
治療方法としては以下の方法があります。
ストレスが原因のひとつになっているようですのでまずはストレスを少なくする(難しいですが..)。
夜寝るときにマウスピースを入れて寝る。
寝る前に楽しいことを考えて寝るようにする。
日常的にくいしばっている事を自覚していただき、口を閉じていても歯と歯が接触しないように気をつける。
などです。
なかなかご自身では気づきにくいとは思いますのでお気軽にご相談ください。